Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
横山 賢治; 石川 眞
no journal, ,
OECD/NEA/NSC核データ評価国際協力ワーキングパーティ(WPEC)のサブグループ40(SG40)として実施された国際協力による核データ評価プロジェクト(CIELO)において、CIELO-2と呼ばれる核データ評価ライブラリが作成された。SG40と連携して作業を行っているWPECのSG39の活動の一環として、CIELO-2に炉定数調整法に適用した場合にどのような結果が得られるかを調査した。炉定数調整法の計算には、SG39の前身のSG33で整備された炉定数調整ベンチマーク問題に対して、SG39で新たに整備された積分実験データ(HCLWR-PROTEUS, SNEAK)を追加したデータセットを用いた。調整結果は概ね良好であることが確認された。ただし、CIELO-2のU-238の共分散データには、反応間に非常に強い相関があるため、U-238の核分裂中性子発生数(nu-bar)の調整結果に大きな影響が現れることが分かった。また、主要な感度を持つ核データが二つに限られる反応率比のような積分実験データに対しても、調整結果を核データ評価にフィードバックする際に問題となる相殺効果が現れることが分かった。